Kochのフロア型プリアンプPDT-4。 当時の高級機種だけあって真空管4本とトランスを2発も使用しており完全アナログの回路から出力されるサウンドの情報量はチューブアンプそのものです。 高品質なラックプリアンプをエフェクターサイズにノックダウンしたような設計で近年のデジタフギタープロセッサーとはまた違ったコンセプトの機材です。 4つのスイッチで合計8種類のサウンド+音量ブーストを切り替え可能。 特筆すべきは真空管を使用してパワーアンプの歪みを再現するPOWER AMP機能でクランチに設定して実質3CHの切り替えやゲイン低めで温かみのあるクリーンを作るなど多彩なサウンドメイクが出来ます。 ONにしておけばJCなどのトランジスタアンプに繋いだ際にも物足りなさを感じることがありませんでした。 動作確認済みでジャック破損などもありません。 今年の夏に一部のナットと全てのポットを新品に交換しました。 真空管は新品購入時から付いているGroove Tube(Fender)×3とTAD×1の12AX7。 ソケット式で差し替えるだけで簡単に交換出来るのでお好みの真空管を探すのも面白いと思います。 空間系などを入れるセンドリターンもありTHRなど家庭用アンプでも真空管アンプのサウンドが出せるのでミニチューブアンプなどをお探しの方にもオススメです。 ヘッドフォンアウトやラインアウトも付いているのでライブハウスでの爆音使用から自宅での練習までいつものサウンドを再現できて非常に便利だと思います。 付属品はありません。 本体のみの出品のため別途アダプターをご用意ください。 「TDC Power DJ-20-12 」など12V/1.5A以上のAC-ACアダプターが対応します。 (一般的なエフェクターで使われるACをDCに変換するアダプターでは無いので注意) もう一台メインで使用しておりこちらはバックアップとして所有していましたが機材整理のため出品です。 新品に理解があり大切にしていただける方にお譲りしたいと思います。 よろしくお願いします。