品よく温か味を花開き、ふっくらと印象的に翔ける風となる...。 生成り色で幾何学的に広がる三つ鱗を舞台に品よく温か味を花開き、ふっくらと浮き立ち、唐花やひし形、滴型、存在感ある華文を繋ぎ、風のように揺らめき翔ける刺繍美が印象を放ち、大切な日に吹き続ける、“刺繍”正絹袋帯でございます。 世界中のあらゆる地域や民族に広く伝わる歴史ある技法“刺繍”。その刺繍が魅せる立体感のある美しさは、他の表現方法では決して真似することが出来ません。日本には仏教とともにシルクロードを通って中国から伝わってきたとされ、元々は宗教のためのものでしたが、平安時代には貴族の衣服の装飾や雅楽の衣装に活用されました。はじめは、白い生地の上に刺繍で模様をつけたのが、安土桃山時代では、染色技術の発達により染めた生地の上に刺繍を施すようになっていき、江戸、明治・大正時代とその時代に流行した技法やセンスが確立されていき、日本刺繍独自の文化を作り上げた。 まだ誰の手にも納まっていない“あなただけに花開く”真新しい一品。 素材は、力を加えれば滑りにくい特徴を持つ“正絹”ですので緩みにくく締めやすく、柔らかいのでお着物も傷みにくく安心。 “ふっくらと印象的に翔ける華風”、大切なお慶びの日に吹かせましょう。 採寸表 巾　 ： 30.5cm 長さ ： 447cm 素材 ： 正絹 袋帯はこちら❁　#tomihisa袋帯 tomihisaのお着物はこちらから❁　#tomihisa