1952年製のロジャース・ミリタリーストーブです 1950年から採用されたためにM-1950の略称で知られていますが、朝鮮戦争で使用するために急いで複数のメーカーから生産され、コールマンの他にロジャースやレイス、AMGや後にはSMPなどによっても生産されました この個体は初期に当たるものですが、カラーは最初期のティールグリーンではなくオーソドックスなオリーブドラブ色に塗装され、五徳はカドミウムメッキがされています 金色のコーションステッカーはきれいに残っていますが、ケースと擦れるタンクの周囲には傷やペイントロスがあります またカドミウムメッキされたアルミケースにも、底部には脚部との衝突による凹みが、また他の部分にも腐食による変色や汚れ、凹みがあります 白ガソリンでのストーブの燃焼自体は問題なく、機関的にも良好です マルチフューエルですのでレギュラーガソリンや灯油、ジェット燃料等も使用可能ですが、不純物の多いこれらの燃料を使いますと炎が赤くなる傾向がありますので、通常は白ガソリンの使用にとどめておく方が無難です 付属品はケースの他にレンチとポンププランジャー内に収められているスペアベーポライザー1個と画像に写っているパッキン類となります またケースには US LEYSE 1961 と打刻されていますので、元々このストーブに付いていたものではないと思います ご不明な点がありましたら、お気軽にご質問ください 仕事の都合で発送が早くても22日夜になりますが、よろしくお願いいたします