ANY 文化放送 解説,保田武宏 2007年10月 四季折々の季節がそここそに薫る。二十四の名作古典落語を二十四人の名人が演じます。 多くの古典落語は季節感を大事にし、それぞれの季節を表す言葉が含まれている。この季節感により、落語は単なるお笑い草ではなく、奥の深いものになっているのです。 【収録内容】 ［1］〈春の巻〉 （1）長屋の花見（五代目 柳家小さん） （2）馬の田楽（三代目 桂文生） （3）長命（初代 桂歌丸） ［2］〈春の巻〉 （1）囃子長屋（五代目 古今亭今輔） （2）徳ちゃん（二代目 柳家さん喬） （3）高砂や（三代目 三遊亭遊三） ［3］〈夏の巻〉 （1）お初徳兵衛（十代目 金原亭馬生） （2）豆屋（三代目 三遊亭歌奴） （3）応挙の幽霊（九代目 入船亭扇橋） ［4］〈夏の巻〉 （1）船徳（五代目 春風亭柳朝） （2）錦の袈裟（二代目 古今亭圓菊） （3）青菜（四代目 春風亭柳好） ［5］〈秋の巻〉 （1）目黒のさんま（三代目 三遊亭金馬） （2）佐野山（三代目 柳家権太楼） （3）たいこ腹（八代目 橘家圓蔵） ［6］〈秋の巻〉 （1）子別れ（中）（四代目 三遊亭圓馬） （2）紙入れ（五代目 三遊亭圓彌） （3）河豚鍋（二代目 桂小南） ［7］〈冬の巻〉 （1）かつぎや（四代目 三遊亭金馬） （2）初天神（三代目 桂文朝） （3）替わり目（八代目 古今亭志ん馬） ［8］〈冬の巻〉 （1）芝浜（八代目 三笑亭可楽） （2）八五郎出世（九代目 春風亭小柳枝） （3）火焔太鼓（十代目 桂文治）